どうもこんにちは、俺様です。
YouTubeでは専らゲーム動画を視聴しています。(あと猫動画)
まあゲーム動画自体は珍しくもなんともなく、VTuberやら芸能人やらも、
配信でゲーム実況するのが当たり前みたいになってるけど、俺が見るのはそいつらの動画ではなく、
ゲームをちゃんとやりこんでいる人の解説付きの動画が大半だ。
子供のころ遊んでいたゲーム(ドラクエやFF)の動画とかをよく見るのだが、
子供の頃には気づかなった攻略法やネタ、正規の方法では体験できない遊び方、(改造や裏技)
自分だけではどうにもならないゲーム体験をすることができるのが貴重だし効率的だ。
こういう動画であるあるというか経験した人も多いと思うが、ラスボスとかの戦闘シーンも、
動画主はボスの行動パターンや何が有効的な攻撃か知り尽くしているから、
いともあっさりとラスボスを攻略するんだよな。
子供の頃とか寝る間も惜しんで必死になって倒したラスボスを瞬殺していたりするから、
ちょっと悔しいというか、気づくと動画主側よりもラスボス側を応援していたりする自分がいる。
いい歳した大人がしっかりと対策すると、RPGのボスがいかにゴミなのかがよく分かる。
まあ子供向けの調整をすれば仕方のない事で、そういった意味で昔のゲームはよくできていた。
FF5の動画とか、どんな動画主も必ず『みだれうち』という特技を使っているからな。
俺様が子供の頃は攻略情報もろくにないし、あっても見ないで遊んでいたから、
『みだれうち』なんて使わなかったよ。
『みだれうち』は狩人が覚えるアビリティ(スキル)だが、狩人なんてしょぼそうだから、
ナイトとか黒魔導士とか、そういった花形ジョブでしか遊ばなかった。
まさか蓋を開けてみればナイトの方がゴミで、
しょぼそうなジョブで覚えるアビリティの方が有用とは・・・。
しっかり解析しながら遊べば気づくかもしれないが、子供にそれを要求するのは無理がある。
同じFF5繋がりで、オメガとか神竜なんて倒せないものだと思っていたけど、
しっかりと対策すれば勝てるっていうのも、当時の子供たちに要求するのは酷だな。
そもそもRPGのボスなんて、一回戦って(倒して)終わりという概念しかなくて、
負けながら行動パターンや有効な装備を分析するなんて面倒な事しようとも思わなかった。
動画主のように仕事(報酬を得る)にするなら、それに時間と労力を割くのには意味もあるが、
純粋にゲームを楽しみたいだけの子供からすれば、早くボスを倒して次のゲームで遊びたかった。
なので、しっかりと『対策すれば勝てる』系のボスとか嫌いだった。
レベル上げさえすればゴリ押しで勝てる系のボスじゃないと、楽しくないしやる気も起きなかった。
あとは複数のキャラが仲間になって、その中から好きなキャラを連れて冒険できます、
みたいな自由度が売りのRPGもあまり好きではなかった。
全員が主人公です!とかやられると焦点がぼけるし、複数のレベル上げをするのも大変。
1つのゲームをやりこむ人にとっては自由度が高い方がありがたいのだろうけど、
昔は面白いゲームがたくさんあったから、1つのゲームにあまり時間を使いたくなかった。
そういった意味でFF6とか最悪だったな。(メカメカしい世界観もあまり好きではなかった)
あとは、特定のジョブ(スキル)がないとクリアできないダンジョンとか、
ボスとか敵がいると面倒で、自由に遊ばせろとか思ったね。
FF3とかで小人じゃないと進めないダンジョンとか、分裂する敵とかが出現するダンジョンで、
特定のジョブじゃないと倒せないとか、いちいちジョブチェンジを強いられるのが面倒。
『それが面白いんじゃないか』とか作った奴とか、暇な奴は言いそうだけど、
たくさんあるジョブやスキルを効果的に使わせたいからチュートリアル的に、
そういう場面をストーリーに自然と散りばめたのだろうけど、かえって自由度を狭めている。
選ぶのはユーザーで、それを強制させるような環境は用意しなくてもいいんだよ。
…とまあ昔のゲーム動画を見ていて、当時の子供だった俺様がどういった心境で、
ゲームを遊んでいたか色々と思い出したりして懐かしんだりしながら、
今、自分がゲームを作るのであればどうするかとか、色々と考えたりもする。
パクるとかではなく、昔のゲームの良いところ悪いところを振り返りながら、
現代の価値観に合わせて、どういったゲームが最適なのか、
独自性を加味しながら何を作ればいいのか色々と物思いにふける夜が多々ある。
…まあ、別に俺様はゲームクリエイターでも何でもないのだが、寝る前の暇つぶしには最適だ。
話は戻るがゲーム動画はよく見るがゲーム自体はもう、ほとんど遊ばなくなった。
Z世代を意識しているわけじゃなく自然と身に付けたが、もはやゲームはタイパが悪いんだよな。
ゲームに時間を費やすより、YouTubeで短くまとめられた動画を見た方が早い。
自分でわざわざ遊ぶ必要性を感じないというか、その価値のあるゲームが減ったというべきかな。
YouTubeの登場で完全とはいかないが、思わぬ形でゲームを卒業できそうな状況となった。
ゲーム自体の興味は失っていないので、できれば次はゲーマーに返り咲きではなく、
ゲームを提供する側に回ってみたいというのも、今の目標の1つではあるな。
今の時代、価値観の多極化・多様性が認められる時代だから、俺みたいなのが作ったゲームでも、
案外受け入れられる可能性はあるし、何がウケるか予測できない時代だからこそ挑戦価値はある。
ゲームに限った話ではないが、やらずに悩むよりやって後悔したり自爆する方が財産になる。
そういう考え方で成功したYouTuberも多いことだろう
YouTubeは娯楽としても価値があるが、人生について色々と考えさせられるインフラでもあるな。