過去に『ゆとり世代は~』とか文句を書いていたら、今度は自分が該当する、
『氷河期世代』が叩かれ始めたから、あまり世代を一括りにした話題を書きたくないが、
世代というか年齢層によって特徴が出てくるのは当然だと思う。
その時々の社会情勢や流行は違うのだから、それらを地盤に生きる人間に特徴が出るのは自然。
世代の括りは日本だけでなく海外でもされており、最近よく聞く『z世代』も海外から来た言葉だ。
『z世代』は10代~20代(前半)を指す言葉だが、ようは『今時の若いもん』だな。
『今時の若いもん』に続く言葉は、大抵批判に繋がるわけだが、
最近の若い世代の特徴や統計をニュースで目にすると、個人的には批判よりも共感が多い。
見ていて俺もそう思うとか、俺の特徴そのものじゃんって思う項目が多々ある。
ようやく時代が俺に追いついたか。(これが書きたかっただけ)
まあ俺様は『氷河期世代』といっても浮いていたし、
周りに合わせるつもりもなく自然に生きていたが、自然に生きた結果、今のz世代と似たわけだ。
周りに合わせないっていうのも、『z世代』の特徴だったりするようだ。
『z世代』の大きな特徴として、酒・金・女(異性)に固執しない、無欲というのがあるが、
これがまんま、俺様なんだよな。
これは俺様より上の世代は、あって当たり前みたいな言動だったが、俺様は流されず、
「まあ別に俺は俺で好きに生きるから、お前らは勝手にやってろ。」
と思って放っておいたが、ようやく『z世代』が俺様に続いてきたか。
正確には無欲というか興味がないわけではないが、それらよりも大事な価値観があるということ。
現代は物と情報に溢れているから、若い世代の興味が分散しているだけの話。
上の世代はやることが限られていたから、酒飲むか、家や車を買ったりギャンブル(散財)するか、
風俗通いか恋愛するかしかなかった。
ようは時代背景が大きく関わっているわけだな。
上の世代では結婚して当り前、結婚しない方がおかしい、家や車を持って一人前、
みたいな風潮が作られていたから、それに同調したり洗脳されている奴が多かった。
画一的ではあるが、それがあって高度経済成長もできたから仕方ない面もあった。
周りに流されない俺様は好き勝手に生きてきたが、その考え方が『z世代』の特徴だな。
そういう考え方が若い世代で多数派になったわけだけど、価値観の多様性は、
良い面だけでなく悪い面もあり、残念ながら日本としては地盤沈下の方向に進んでいる。
まあ経済や社会の話は置いておいて、何かの統計で『z世代』というか、
20代?を対象に、異性と付き合ったことがないというのが半数以上という結果が出ていた。
上の世代からすれば『嘘だろ』と思うかもしれないが、俺様は別に驚きもしなかった。
俺様が高校生の頃から既に、彼氏・彼女いて当然、みたいな風潮があったが、
なぜいなくてもいい存在を、無理やり作らなければならないのかと、当時から思っていた。
俺様は部活に明け暮れていたし、暇な時間があればゲームやってたし、(勉強はしない)
そんな面倒な存在を作りたいとも思わなかったな。
当然、部活をやりながら彼氏・彼女がいた奴も多かったが、いないとバカにされる、
俺はモテるとマウントが取りたいだけの奴も多く、それの何がすごいのか意味不明だった。
そいつら同士で階級を作って必死になっていて、それが学歴社会にも繋がっていくが、
そういったしょうもないコミュニティから逸脱しているのも『z世代』の特徴だろう。
『z世代』はコスパ・タイパ(タイムパフォーマンス)重視という記事も読んだが、
確かにリアルで無駄な金や時間を使うより、ネットで好きなことしてる方が楽だよな。
まあこれに関してはあまり共感はできないが、そうなる理由も理解できなくもない。
タイパの一例として、動画を見る時は倍速で見るとか書かれていたが、これは共感できないな。
人間は万能じゃないから、倍速で見れば入ってくる情報もそれだけ零れ落ちる。
ようは時間を使って観る程のコンテンツじゃないという事だが、それこそ、
動画視聴に固執せず、そこに時間を使うなら他に時間を使った方がいい。
『z世代』はデジタルやネット、効率にこだわり過ぎているというのは欠点だが、
非効率な事をして習得できることや、新たな閃きを得ることもあることを知った方がいい。
『z世代』が老害と批判する上の世代も、価値観が偏りすぎて失敗しているわけだから、
そこを学習できなければ、やがて自分達も若い世代に『老害』と批判される存在となるのは明白。
どの世代も一長一短あって、パーフェクトな世代は今もこれからも存在しないだろうね。
それを理解したうえで、それぞれの世代の特徴や良い面・悪い面を分析して、
自分の人生・価値観をアップデートし続ける事が、俺様のような『超世代』になれる近道だろう。
老い若い関係なく進化を怠けることが『老害』だということに、いち早く気付くことが肝要だ。