SNSを利用した、サクふわな人間関係

 最近、やたらとフェイスブックから
『~さんが登録したから、~さんと知り合いっぽいお前も登録してみたら?』的な、
フェイスブック勧誘メールが来るのだが、うっとうしいからフェイスブックもろとも消えてほしい。

 俺はフェイスブックを触ったことがないから知らないが、どうもGmail等の
メールアドレスリストをフェイスブックにインポート(取り込み)できるらしく、
そこから勝手に、フェイスブックが連絡先に勧誘メールを送る仕組みらしいな。

 インポートした奴も気づいていないのかもしれないし、意図的じゃないのかもしれないが、
アメリカ的な考え方というか、『メールアドレスを知っている仲=仲良し』的な発想で、
双方に親切だと思って勧誘メールを送っているようだが、スパムメールと何ら変わりない。

 メール送信が意図的かどうかは別として、
SNSでサクッと人間関係を構築しようと考える奴が今の時代、間違いなく多い。
現実での面倒な人間関係の積み重ねを避ける傾向が強く、でも1人は嫌だ、寂しいで、
ネットのサービスを利用して、サクッと人間関係を維持しようとする奴が少なからずいる。

 俺も友達は多い方じゃないが、そこまでして少ない友達との関係を維持しようと思わない。
ましてメールアドレスだけ知っているくらいの、それも、頻繁にメールを出し合う仲でもなく、
せいぜい社交辞令の年賀メールくらいしか連絡してこない奴なんて、果てしなくどうでもいい。

 せめて、フェイスブック経由で『貴方も登録して、フェイスブックで繋がりましょう』ではなく、
メアド知っているんだから直接コンタクトしてきて『フェイスブック登録したけど、どう?』的な、
誘い方でもしてくれば検討しないでもないが、現代人は、それさえしてこないからな・・・。
そんなサクふわ方法で、手軽に繋がりを求めてくるような奴とは、縁を切ったほうが有益だ。

 俺が求める人間関係は、0か100かしか、あり得ないしな。
友達になる奴は、当たり前だが、ネットを通してではなく現実で顔を合わせて話をして、
時には喧嘩もして、きれいごとだけでなく汚い部分も共有できる奴でないと付き合わない。

 それもできずに、表面的なネットでのみ関係性を維持し、
フェイスブックで綺麗事を定期的に更新し、『へぇ、すごいね』、『こっちもぼちぼちだよ』とか、
薄っぺらいコミュニケーションしか取れない奴なら、何人と繋がっていたって全く意味がない。

 現代のネット世代は、そのサクふわ感が、心地良いらしいけどな。

 それで現代の人間関係の希薄性がカバーできていればいいのだが、そうじゃないからな。
相変わらず人間関係のトラブルから発展する事件は多いし、親が子を殺すのも珍しくない。
現代人の心はツールが発展しても豊かになる事もなく、むしろ昔より荒んでいる感じだ。

 他人に依存しない人生って素晴らしいようで、実はそうじゃないんだよな。
だから息遣いが伝わる距離での人間関係が重要で、時には衝突も繰り返しながら、
関係を深めていかないと心の距離は縮まらないし、これはネットでは絶対に補完できない。

 現実でも深い親交のある人同士が、サブツールとして、
フェイスブック等を利用するのならまだしも、これだけで関係性を維持しようとする行為は、
所詮、無理な話だし、有益性のない薄っぺらな関係を、いつまでも維持するのは不可能だ。
どうせ何年かしたら、どっちかが飽きるか、または双方がどうでもよくなるのは明白だ。

 面倒でも、ちゃんと肌と肌が触れ合える距離感で、関係性は維持するべきである。

 なので俺は、フェイスブックを使ってサクふわ人間関係を求める奴は信用しない。
勝手にフェイスブック経由でメールを送らないでほしいし、なんなら、
メールアドレスそのものを忘れてほしいのだが、そんなの使う奴に限って、
『何かあったら』とか、関係の希薄な人間の連絡先を、後生大事に取っておく傾向が強い。

 まずは、その考え方から改めないと、真の意味で『繋がっている友達』は得られないだろう。

2012年07月31日 23:59

1コメント | 人間観察



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この記事へのコメント

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    俺様さんの日記は毎回励まされるんですよね。自分に言い聞かされてるようで。
    実はリアルで人とすれ違いがあったんですが、
    俺様さんが言う衝突ですかね。
    それをプラスに考えていくべきとは、励まされますよ。

    みや 2012年08月05日 21:28

     


 

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