安西先生・・・ズボンが脱げそうです・・・
その日は休日で、雨が降っていたんだよな・・・。
食うものもなかったから、雨だったけどスーパーに買物に出たわけだが、
季節の変わり目ということで、その日は久しぶりに夏物のズボンをはいて外に出た。
あのような悲劇が起こるという事も知らずに・・・。
スーパーに歩いて向かっている最中に気づいてはいたんだけどね・・・。
『あれ?なんかズボンが緩くて、ずり落ちてくるんだけど』と。
どうやら、また体重が減ったようで、腹回りも一回り縮まったようだ。
このところ仕事で忙しくて食う暇もなかったし、スリム過ぎるのも困りものだね。
歩いていると、ズボンが下がってくる下がってくる。
まあ下がってきても上げればいいわけで、何度もズボンを上げながらも、
何とかスーパーにたどり着いて、買物をしたわけだ。
でも誤算だったのが、スーパーからの帰り道だった。
右手には傘、左手には買物袋を持つわけだが、両手が塞がってしまい、
ズボンが下がってきても上げる事ができず、元のポジションに戻せなくなってしまった。
やべぇ、このままじゃパンツモロ出しになってしまい、変質者に間違われる!
ギャグ漫画『カッコカワイイ宣言!』でも、似たようなネタがあったが、まさにあの状態だった。
何とか歩き方の工夫でズボンをずり上げようとしたけど、だめだったわ。
ここは一旦、荷物を置いて、ズボンのポジションを戻してから家路に着くべきか?
でも人通りも多いし、そんな目立つ行為はしたくないし、
『あいつ、ズボン緩いんだぜ』とか思われたくないから、このまま帰宅する決断をした。
もうズボンを腰ではいている状態で、B系ファッションを着ているような感じになった。
完全にパンツが露出しているような感じで、シャツをペロッてめくったら、
パンツ上半分がモロ出しで、人に見られたら間違いなく『キャー変態!』扱いになる。
安西先生・・・ズボンが脱げそうです・・・。
紙一重の変態状態でも、それでも諦めずに帰宅できたのは、
他ならぬ安西先生の、ありがたい言葉があったからこそだ。
『諦めたらそこで試合終了だよ』
この言葉は、あらゆる場面で応用が効く、万能の格言だよな。
このような悲劇を二度と繰り返さないためにも、
面倒でもベルトはこまめにして歩かないとダメだな。
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